シニアカーラボ通信 2021.02
少しずつではありますが、気温の暖かい日があったりと、春が近づいてきたなと感じる一方、花粉の時期にもなりましたね。
コロナ禍の中ということもあるので、マスクをつけ忘れて花粉が・・・という事故が逆に減っているのではと思います。そこは多少ではありますが、役立っているいるかもしれません(^^;
さて今回は
先月予告しておりました『電動カートを選ぶポイント』についてお伝えします。
ポイント①
【ご本人の体にフィットするもの】
電動カートではバックするときも、バックミラーだけでなく首を回して後方を確認することが基本です。そのため、座席に座ったときに体が安定し、無理なく首を回せる姿勢が取れるか。ハンドルまで遠すぎたり、
足元が安定しないものは避けましょう。
ポイント②
【急な坂道や段差など使える環境かどうかを確認】
JIS規格では、電動カートの性能を「10°の坂道を直進で登れること」と定めています。そのため、周辺に10°を超える坂道がある場合は、登坂性を考慮して道を変える必要があります。また、自宅まわりに大きな段差がある場合は、スロープの設置をお勧めします。
ポイント③
【バッテリーの性能を確認】
電動カートの性能を左右するのが、バッテリー寿命です。電動カートは使用するたびに充電する必要があり、充電400回程度でバッテリーを交換するのが望ましいです。
※バッテリーは走行環境や気温によって負担が大きく変わるので、交換のタイミングは販売店に相談するようにしましょう。
これらは安全にご利用頂くうえで確認していただきたい項目ですので、ご参考ください。
この他には、
■たくさん買い物を積みたいからカゴが大きいものを・・・
■マンション住まいだから小回りの利くコンパクトなものを・・・
■砂利道や凸凹道を通るから、タイヤが大きくて横転しにくい頑丈なものを・・・ 等
各ご利用者の生活環境によって選ぶポイントは様々ですので、これから電動カートを利用しようとご検討の方はぜひ販売店に相談してみてください。
次回は「運転するときのポイント」について説明いたします!