高齢者も買い物を楽しめる「ショッピングモビリティ」
10月7日よりイオンモール幕張新都心店にて、「疲れず楽しくショッピングしたい」というお客さまのご要望にお応えするため、イオンモール館内移動カート「ショッピングモビリティ」の貸出が始められているそうです。
平日10:00〜18:00の間、60歳以上のお客様が対象で、1回2時間まで200円で借りられます。10kgまでの荷物をのせられる大型のバスケットが装着されていますので、お荷物を気にせず気軽にショッピングを楽しめることができるようです。
その他、イオンモール幕張新都心では新たな取り組みがされているようです。詳しくはhttps://www.aeonmall.com/files/management_news/1353/pdf.pdf
海外ではショッピングモビリティについて、取り組みがどうかというと・・・65 歳以上の高齢化が進んだ英国のウィンザー・メイドンヘッド市は1976 年に中心部を歩行者空間化を実施された影響で、車で買い物に出かけられた高齢者や障害者らが、歩いて買い物をしなければならないという事態に陥ったようです。高齢者や障害者の買い物ができる楽しみを奪っていると考えた自治体はその問題を解決するためにプロジェクトを実施しました。
高齢化の進展に対応し、足腰の弱い高齢者や障害者も買い物が楽しめる中心市街地を形成するために、中心市街地の歩行者空間化・フラット化に加えて、電動スクーター等を貸し出す「ショップモビリティ」サービスや、店舗のフラット化などを組み合わせた計画を実施し、その後の課題として郊外のショッピングセンターの影響で低下している活力に対して、市街地の再活性化についても総合的な計画の策定が進められているようです。
イギリスのショップモビリティ貸し出し拠点
今後もこのような計画が様々な地域で進み、誰もが住みやすい地域の発展が、増えていくことを願いたいですね。