ラボ通信 2019.5.8
平成もついに終りを迎え、ついに令和元年となり、 GWもあっという間に終っちゃいました・・・今年はお休みが長すぎて仕事に集中できないという方が 結構いそうですね(^^;)
さて、今回は免許証の返納に関して、お伝えしようと思います。
その前に平成の終わりに、起こった悲しい事件・・・ まだ皆さんの記憶にも新しいかと思います。
高齢者の起こす交通事故として取り上げられたニュースでは過去、 最大のニュースになったのではないでしょうか?
警視庁の公表しているデータでは交通事故を起こすドライバーの内、高齢者が起こす事故というのは 実は70代、80代に焦点を当てると80代が最小、で70代は3番目に少ないというのが事実です。
ただし事故の数が減少傾向にある中、高齢者の事故の件数は減少していないというのも事実であり、他の年代に比べ運転している全体数が少ないというのもあるかも知れません。
今の報道でのイメージはただ高齢者の運転があぶないというところがやや強調されてしまっている感じがして、根本に照準があっていないと思われることが多いのも気になる点でもあります。
これからは、高齢になった場合の車の運転は、 まずリスクと不安だと思われるところを ご本人だけではなく、ご家族の意見と協力が より必要となっていきます。
もし免許証の返納をされた後の問題として、 考えれるのは移動手段がない・・・公共交通の不足や 地域性の問題なども挙げられますので、 そういった場合はより家族のサポートや 地方自治体のサポートもされに必要になってくると考えれます。
今後、車での移動手段を必要とされる高齢者に対して、返納後のしっかりとしたサポート体制が確立されるまでは、特にそれぞれの世代が絶対に安全であるという確信はないという意識で
自分自身の安全は自分で守るということが事故の発生の軽減にも繋がると信じています。
そして高齢ドライバーが運転する場合も返納される場合も自ら自分の安全の為と周囲に対しての安全を考え、共に若い世代が自分の身を守る為の考えを再認識させることが現状の最適なことではないかと思います。