寒さがいっそう強まり、日没の早いです!今年もあと少し、明日からはもう12月です・・・もうすぐ年越しの季節がやってきますね。
皆様はいかがお過ごしですか?私は最近、お鍋を囲んで体を温めることも増えてきました(^^)
今回の内容は、先日にスーパーポルカーをご利用中の方よりご連絡のあった「手押しスイッチを押しても手押し移動ができない。」というトラブルについてお伝えします。
『手押しスイッチ』とは座先の背面にあるボタンスイッチです。
電源が点いた状態で写真の赤いボタンを押すことで停止中の自動ブレーキが解除させることができます。
自動ブレーキが解除されると、車両を手押しで移動させることができるようになります。
ですが、今回の事例はスイッチを押しても全く反応がなく、本来なら点灯するランプや鳴るはずのブザー音も機能しませんでした。
そこで疑いある箇所に視線を下げると、椅子と車体の間にある電気コードのコネクター部分が外れてしまっていました。
↓コネクターが外れています ↓正常な状態
車体のカウルカバーを外さない限り、触れることもできない箇所ですので、お客様が外すということはまずないと思われます。
考えられるとすれば、コネクターの差し込みが浅くて、且つ、椅子に乗り降りする時の回転レバー使用でコードが何らかの原因によって巻き込まれ、コネクターが外れてしまったのではないかと考えられます。
今回ご紹介したのは稀なケースですが、このコードが外れていると手押し移動ができないだけでなく、上部にあるハイマウントランプ(運転中、常時点滅します)
まで消えてしまうので、後部からの被視認性が下がり、危険な走行になってしまいます。
こちらから点検に伺った際には、各箇所チェックしておりますが、どんな些細なことでも異常を感じた時はすぐにご相談くださいとご利用されている方やご家族に対してお会いする際には随時お伝えしております。
不安なまま運転することが最も危険ですので、普段からいつもと何か違うことがないか気に掛けて頂けると幸いです。